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<東洋一院内銀山>

奥羽の山並みの懐に位置する湯沢市雄勝野(旧雄勝町)は全国でも有数の豪雪地帯です。全長133Kmを流下し日本海にそそぐ雄物川は当地を源としており、その水源地には院内銀山がございます。産銀量は天保年間に日本一、東洋一とも云われ江戸時代を通じて日本最大の銀鉱山でした。慶長12年頃から全国より人々が集まり、最盛期には城下町久保田(現在の秋田市)を凌ぐ大きな街として”出羽の都”と呼ばれるほどの繁栄を誇りました。明治14年(1881年)に明治天皇が院内銀山5番坑に入坑された9月21日は、日本鉱山記念日となっております。現在、5番坑は御幸坑として、金山神社、草陰の異人館跡とともに、かつての繁栄を今に伝えます。


小町祭り <秋田湯沢 小町の郷>

湯沢市小野地区は、六歌仙の一人、小野小町の生誕地といわれ、秋田新幹線『こまち』、米品種の『あきたこまち』などの名付けの由来にもなっております。
<芍薬と小町伝説>

都から帰郷した小町は晩年まで当地で過ごしたといわれ、小町を慕いつづけた深草少将との、芍薬の花にまつわる悲恋の伝説が語り継がれてきました。

毎年芍薬が咲く6月には小野地区の小町堂にて小町祭りが盛大に行われ、7人の娘たちによって小町が詠んだとされる和歌が奉納されます。

おしら様の枝垂れ桜(一本桜)

<菅江真澄の道>

江戸時代の紀行家 菅江真澄(1754〜1829年)は天明五年(1975年)に小野小町の旧跡と院内銀山を訪れ、探訪記事を日記『小町のふるさと』としてまとめておりす。
菅江真澄の句(院内銀山を訪れたおり)


てる月の 中に流るる桂川 
          夜はことさら澄み渡りぬる 


あさつゆを はらえば袖に玉とちる 
            光ことなる白銀の山

  菅江真澄 句碑(下院内桂川地区)
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